犬の精巣は正常の場合には陰嚢内二つにあります。後ろから見ると股に二個の精巣が確認できます。
陰嚢内に精巣が無い場合を潜在精巣と呼びます。
潜在精巣は腹腔内の場合と鼠蹊部の場合があります。どちらの場合も腫瘍化しやすいので早期の摘出が必要です。
ペニスの横に膨らみが見られます。
その部分が鼠蹊部潜在精巣です。
当院では手術はレーザーメスで切開するのでほとんど出血しません。術後の疼痛も減らすことが出来ます。
精巣の周囲の血管は電気メスで止血・切断するので体内に糸を残しません。体内に残った糸はまれにアレルギー反応を起こすことがります。
切開した部位を縫合しました。術後の出血・腫脹もなく無事手術は終了です。抜糸は10日~14日後です。手術中・術後鎮痛剤を使うので手術部位をなめることもあまりありません。
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