院長ブログ

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2014.11.05更新

ピースちゃんが耳を痛がるとのことで急遽来院されました。

耳鏡で耳の中を診たところ左右耳鼓膜付近に草の種が見つかりました。
左側は外来で摘出できましたが、右側は鼓膜のすぐ近くだったので無麻酔では困難を極めたので後日全身麻酔をかけて摘出することになりました。

鼓膜周囲は麻酔科でも非常に敏感なので深めに麻酔をかけて行います。
異物は無事摘出できました。
これが摘出した異物です。



私の経験では、耳道内異物のほとんどは草の種です。

ワンちゃんは草むらが大好き。
しかし、体に草のみが付くとその草の種は体の奥に入っていき皮膚に刺さることもあります。
皆さんお気を付け下さい。

投稿者: さかい動物病院

2014.11.01更新

犬の種類によって耳のケアーには違いがあります。基本的には犬の耳は掃除に必要はありません。耳が汚れていたり痒がることは「外耳炎」という病気の可能性が高いので病院で診察をしてもらうことをお勧めします。

耳に毛の生える犬種がある事はご存知でしょうか?プードル、シーズー、マルチーズが代表的な犬種ですが、そのほかの犬種でも生えることがありますので一度ご自分のペットの耳を見てあげてください。
耳に毛が生えるとこのようになります。







このような犬種の場合には定期的に耳の毛を抜く必要があります。耳の毛が存在することによって耳道内の湿度、温度が上がり細菌やカビが繁殖しやすい環境になりがちです。

耳の毛抜きはトリミングの時にもしてもらえますが、していただけない場合には病院でもしてもらえると思いますので聞いてみてください。

耳の毛を抜くとこのようにサッパリします。






耳の毛を抜く間隔は個体差がありますが当院では一カ月に一度の間隔で行う事が多いです。

投稿者: さかい動物病院

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