|
犬の精巣腫瘍摘出手術をしましたのでご紹介します。
犬の精巣腫瘍は雄犬に発生する腫瘍の中で最も発生率が高いと
言われています。
さかい動物病院では去勢手術をしていない雄犬に将来発生すると
考えられる病気を無くすために早期の去勢手術をお勧めしています。
写真右側は手術中の写真です。
写真左側は摘出した左右の精巣です。
右が腫瘍化した精巣です。
この症例は左右の精巣がお腹の中にありました。
このような状態を腹腔内潜在精巣と言います。
潜在精巣は通常の精巣よりも腫瘍になる危険が高いことが知られています。
精巣腫瘍には様々な腫瘍があり悪性の場合には命に関わることもあります
去勢手術をしていない雄犬は体調の変化がないか常に気を配ってあげてくださいね
アトム君は手術の後元気に過ごしていますのでご安心ください